書評 元お笑い芸人FPが書いた、世界一笑えてわかりやすいお金の増やし方 ほんまにおもろいか?分かりやすいか?
元お笑い芸人ファイナンシャルプランナーが教える! 世界一笑えてわかりやすいお金の増やし方
- 作者: 篠原充彦
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2017/03/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
元お笑い芸人で現CFPの方が書かれた一冊。
表紙にでかでかと書いてある
世界一笑えて分かりやすいお金の増やし方
というタイトル。
...めっちゃ言うやん!
金晩は今も毎週ナイトスクープを見て
土曜日は吉本を見て育った
バリバリ関西人の僕が実際に読んでみて
本当に世界一笑えたか 分かりやすかったか
感想を書いてみたいと思います。
☆目次
主な内容
この本は、ボケ役の青年・円太郎くんと
著者の篠原さんがハリセン先生という名前でツッコミ役をされています。
帯表紙にも書かれていますが
貯蓄は月収の何割がいいか?
老後破産にならない為には?
見直しをする事で節約になる?
マイホームは買うべき?
という日常のちょっとした疑問から
単利・複利を理解してお金に働いてもらう方法
長期的に資産運用するべき...
といった事について
漫才→著者の詳しい解説
という流れで、読書に笑ってもらいながら
分かりやすく学んでもらおうという訳ですね。
初めてお金について勉強する人におすすめか?
ページ数の割は221ページありますが、
各章事に漫才から始まっており
本当にお金に関して初めて勉強される方にとっても
入り込みやすい内容だと思います。
仕組みを何かに例えてイメージしやすい様に
工夫されており、
例えば
パッシブ運用とアクティブ運用の違いについて
老若男女に滑る事もなければ大ウケする事もない
正統派漫才師や落語家、ものまねタレント等を組み合わせたものを「パッシブ運用」
一発芸やマニアックなモノマネを詰めて
上手くいけば大爆笑、もしかしたら大滑りする可能性があるものを「アクティブ運用」
という風に分けられてて
パッシブ運用やアクティブ運用について知っていても
割と容易に想像出来てよかったです。
単利・福利の仕組みを
ニワトリに例えてイラストで書いていたり
視覚的に頭に入りやすいなーと思いました。
笑えるかどうかはその人次第
タイトルからみて分かるように
世界一笑えてわかりやすい
と書いてあるだけあって
著者はかなり
笑いを意識していたようです。
笑いのツボは人それぞれあって
関西の漫才、関東の漫才、シュール系やシンプルなものまで好みは異なるので
読んでみるまで面白いかどうかは分からないです。
ちなみに僕は
一度もクスリともこなかったかな。
ボケがくどいんです。
ツッコミも長い。
やっぱり笑いを文書にするのはすごく難しいんだなあと思いました。
僕のような感想を持たれる方もいるかと思いますが
全国に出版される本となれば
尖らず、当たり障りなく、面白いものを書かなければ
ならないと思いますので
そうした工夫・努力をされていたのかなーとは感じられました。
総合評価・感想
・知識度 3
☆☆☆★★
→初学者向け。タメになります。
・難易度 1
☆★★★★
→お金についての話はどうしても難しくなる中で分かりやすく例えようとする工夫があったりしたので
・推薦度 3
☆☆☆★★
→漫才の内容が好みに合えばすごく読みやすいかと
お金に関する本って
書くのが本当に難しいんだなあって思います。
お金との付き合い方や資産運用・iDeCo等
初学者や普段関心のない方が勉強するには
「難しい」という先入観が生まれてしまう。
これまで何冊かお金に関する入門編の本を
読んできましたが
皆さん創意工夫されており
あ、この本は失敗だったなーというのは
ありませんでした。
何故かわかりませんが
初学者向けの本を読むのが好きなので
またこういう本を読んだ際は書評を書きたいと思います。笑
貴重なお時間を使って
最後まで読んでいただき
本当にありがとうございました。
気軽にコメントや意見などいただけると
めちゃくちゃ嬉しいです(^^)
日常のしょーもない事やブログにするまでもない事
気になった記事の感想なんかを呟いています
よければ覗いてみてください!
その日一本目からクレーム引くと、その日1日やる気なくなる#コールセンターあるある
— マッハ谷口 (@MachTaniguchi) 2018年3月4日