いつまでもだらだらしちゃう僕とイチローの違いとは? 「ぼくたちは、習慣でできている」の感想
「自分は意志が弱い」
僕は日々この言葉を実感している。
何かを「続ける」という行為が苦手であり、
今までの人生を振り返るだけでも、禁煙、ブログ、筋トレ、オナ禁、勉強…まだまだあるが自己嫌悪に陥りそうになるので以下省略。
つまりは優勝が決まった後の消化試合の様な日々を送っており夜目をつぶる時によし、今日も頑張った!という
達成感もないもやもやした状態で眠りにつく事が多い。
「明日からちゃんとしよ」
もしかしたらこの言葉、今までで一番使った言葉じゃないかと思う。
NARUTOの世界なら銀角が持つ紅葫蘆で吸われてしまう勢いで言っているだろうか。
恐らく世界中に同じ様な境遇の方々がいると思う。
「漠然と今日から〜しよう、いや今日は忙しいから明日から頑張ろう。」
気持ちはわかるぜ?
ただそれももう終わりにしたくないか?
という事で、空き時間にパッと書店に行きほぼジャケ買いで購入したこの本を紹介したいと思う。
この本は日々感じるやりたい事や続けたい事を「よし、やるぞと意識する」のではなく「無意識に日々の生活に習慣として落とし込む」というがザックリした内容になっていて、よくある気合いだ!気合いだ!とどこかの浜口氏よろしく精神論で説き伏せるのではなく行動経済学や心理学を用いて説明してくれるのでしっかりと納得させてくれる。
第1章では、どんな時に人の意志力が生まれたり損なわれたりするかを
第2章では、他人から見て苦しいだけに見える行為の中にも報酬がある事を(マラソン、筋トレ等)
第3章にはその行為を習慣化する具体的なコツが50個も書かれているので自称活字アレルギーの方もこの部分だけ読んでほしい。
脳の仕組みをうまく活用して、意志力やモチベーションを如何にして維持し続けるのかの具体例がこれでもか!と言うほど紹介されており、今まで「時間がないから〜」とよく分からん言い訳をしていた僕はことごとく論破された。
天才と呼ばれたイチローも羽生結弦も最初からいわゆる「天才」であったわけではなく、「我慢」を超えて「習慣」
を身につけて情熱と継続を積み重ねた先にそう呼ばれるようになったという訳だ。
因みにこの本は紙にもこだわっており、
著者のブログで詳しく紹介されてるので紹介。
→https://minimalism.jp/archives/3419
新書独特の香りに加えて紙の肌触りも楽しめる
「紙の本」の良さも改めて教えてくれた1冊だった。
余談だけどnoteはじめてみました。
知人のめちゃくちゃおもしろいコラムに触発されて自分の拙い文章力でつらつら書いてるので、お暇な方は是非。→https://note.mu/suu930103
僕も文章力と惹き付けれるボキャブラリーを得るために頑張ろう。
今日はこの時間から始まるおかげで夜更かしせずに済みそうだ。また4年後って考えると凄く遠く感じるな〜終わってほしくないな。
— マッハ谷口 (@MachTaniguchi) 2018年7月15日